選挙が終わり、これからの日本に期待!!ですが、
明るい未来をつくるためにも、
子供達が世界で活躍できるようにするためにも、
子供達の教育に、特に英語教育に、
もっともっと力を入れていただけたらと思います。

 

さて今日は、その子供達の教育(小学校の英語教育)について、
私が知っている範囲で少し解説したいと思います。
(長いですが、読んで損はないと思います)

因みに保護者の皆様は、小学校の英語の授業について、
どのくらいご存知でしょうか?

小学生の兄姉がいる・いないで情報量は変わってくると思いますが、
小学校は何年生から英語の授業があるの?
英語の授業のコマ数(時間)は?
話せるようになるカリキュラムになってる?
英語の授業で日本語は使ってる?使っていない?
外国人講師?それとも日本人講師が教えてるの?
等、詳しい事までは知らないという方が多いのではないでしょうか?

 

ではまず、必修になった英語の授業の回数・時間について。
小学1年生では月に何回、小学2年生では何回、3年生では何回・・・
どのくらい授業を行うかご存知ですか?

小学1・2年生は必修になっていないので、
全くやらないか、または1ヶ月に1回しか行いません。
小学3年生になり、ようやく必修となるのですが、
3・4年生は年間で35時間(週1回)、
5・6年生は年間で70時間(週2回)です。

この時間数、どのように感じますでしょうか?
週に1回から2回(夏休み等はお休み)。
英語が話せるようになるイメージ湧きましたでしょうか?

 

因みに本園の年中と年長児は、年間で約100時間行います。
夏休みも英語は休まず行なっているので、
参加をすれば100時間を超えてきます。
更に、GrapeSEEEDのREPを課外や自宅で行っていただければ、
150時間近く英語に触れることになります。
小学3・4年生の3〜4倍です。
(これでも年間8760時間の内の150時間なので全然少ないです)

 

次に授業の内容について。
先日、本園の日本人英語講師(川又)が、
子供の英語の授業参観に行ってきたということで感想を聞いてみました。
すると、回答はこうでした。

「直紀先生、小学3年生の英語の授業の内容のレベルは、
園で行っている2歳・3歳児の英語の内容と同じくらいでした。
英語の講師は外国人講師だったのですが、
担任の先生と一緒に日本語で訳してしまうんですよ・・・。
I LIKE BLUEと言った後に、私は青が好きって言う感じです。
内容は、2歳・3歳児でやってる、「色」についてのみで、
ゲームや歌、単語の発音、塗り絵をやって45分。
GrapeSEEDのような、スピーキングに繋がる内容ではなかったです。
正直、話せるようになるには難しいですね・・・。

逆に授業参観に行って、
GrapeSEEDを行ってる年中・年長児のレベルの高さを実感しました。
卒園してGrapeSEEDを辞めてしまう子はとにかく勿体ない・・・。」

 

英語講師の実体験の話なので、とてもリアルですよね。
因みにGrapeSEEDはUNIT40まであって、
その中で話せるようになるというカリキュラムなので、
卒園時の序盤のUNIT8で辞めてしまうのは本当に勿体ないんです。
UNIT40じゃなくても、UNIT25とかで話している子も沢山います。

卒園してもGrapeSEEDを続けたいけど、
送り迎えができなくて課外を続けられないという方も多いので、
なんとか考えなくてはですねー。

 

まとめ

小学校で英語が必修にはなりましたが、
「話せる」というレベルにするには、授業だけでは難しいです。

保護者の皆様、どうか子供達が将来語学で苦労をしないように、
英語教育に力を入れてあげて下さい。

 

「英語は、世界で勝負するための最低限のマナー」 by MIYAVI