超有名スポーツ選手や経営者等の、
メンタルトレーニングをされている脳科学の第一人者で、
西田文郎という方がいる。

私も、何度かお会いしてお話を聞いたことがあるのですが、
西田先生はこう言う。

「人間の脳は、100%プラスの脳でできている」と。

もし、1%でもマイナスの脳を持って生まれた子がいたとすると、
ハイハイ → 立つ → 歩くに移行する際、
何度も失敗を繰り返すので、立つことや歩くことを、
1%の子供は諦めてしまうそうです。
そんな赤ちゃんいないですよね。

人間は、誰しも純度100%プラスの脳で生まれてくるので、
どれだけ失敗しようと、諦めず、立って歩くのです。

では、そんな純度100%プラスの脳で生まれてきたはずなのに、
自分の性格はネガティブ、暗い、メンタルが弱い・・・
等、なぜマイナスな脳へ移行してしまうのか?

それはずばり、周りの環境で決まるそうです。
親、家族、友達、先生が深く関係してきます。
特に、人間にとって、一生の内に一番重要とされる幼児期に、
どんな環境で育ったかが、最も重要と言われています。

その子に、どういう接し方をしてきたか?
どういう言葉がけをしてきたか?

現在全国で、不登校やメンタルが弱い子が増えていると言われていますが、
その子は元々メンタルが弱いわけではないのです。
周りの環境でそうさせてしまっているのです。

 

今日のブログで何を伝えたかったかと言いますと、
100%プラスの脳を、私達大人がマイナスにしてしまうのではなく、
100%を維持しながら、園の教育目標でもある、

“たくましい子”

を育てていきましょーう!ということです。

 

 

最後に、ワンポイントアドバイス。

「やりたくないことはやらず、得意・好きなことを伸ばす生き方」

この生き方、大人はいいかもしれませんが、幼児期ではNGです。

得意・好きなことを伸ばすことはとても良いことですが、
幼児期に、「やりたくないことはやらない」「すぐに諦める」
といった習慣を付けてしまうのは、おすすめしません。

人間形成の土台をつくる、人生で一番重要な幼児期は、
何事にも「全力」が基本となります。

この考え方、凄く重要です。